前作の方が…

以前、出版された「ランチのアッコちゃん」の続編。ただし、前作がタイトル通りランチ、つまり昼食を扱っていたのに対し、今回はティータイムの話。実際、会議にふるまわれる紅茶を始め「3時」をモチーフにしている。ただ、4編のうち2編は、関西での就活物語などになっており、表題からするとやや違和感あり。前作に比べても見劣りする。最近の柚木麻子氏は「さらさら流る」や「BUTTER」など意欲的な作品が多く、こうした方向を重視すべきではないかと思う。