オンラインゲームを知らなくても楽しめる

商品をこちらで購入したのに他の某サイトでレビューを掲載してしまいました。同文なりますが、こちらにも掲載させていただきます。 本作を含む「ソードアート・オンライン」は大多数の原作読者やアニメ視聴者に比して少数になると思われる実際のMMOプレイヤーには違和感のあるところもあるようですが、そういったマニアックな整合性よりも物語の展開や流れを重視した作品に仕上がっており、そこが多くのファンを生んだ要因の一つだと思います。作者の妙技といって良いでしょう。 「ソードアート・オンライン」にはこの「アインクラッド編」、続いてアニメで放映される「フェアリー・ダンス編」などいくつかの物語がありますが、全ての話が最初の「アインクラッド編(1巻・2巻・8巻(部分的)・プログレッシブ1巻)2012/10月現在」を土台としています。アインクラッドの話を知らずに他の話を読んでも消化不良感が残るでしょう。アニメ化された1・2・8巻と本巻の1章では話が急展開過ぎるとの声が多く聞こえましたが、プログレッシブシリーズが作者の意図通りに続けば、超大作になり、物語も文字通り壮大なものとなるだろう。1巻あたり2層攻略ペースだとすごいことになりそうだ。また、川原氏にはぜひ挑戦して欲しいという気もする。ただ「鉄は熱いうちに打て」ともいうのでアクセルやソード本編のペースを落としてでもプログレッシブを優先すべきだとも思う。隔月とはいかないまでも四半期ペースならアインクラッド編75層完結まで現実的な執筆年数とも言えそうな気がする。 アニメから原作に入ったファンも多いことだと思います。アニメは時系列順(物語の日時順、起こった順番)に放送されましたので、原作も時系列順に読みたい方も多いと思います。そんな方は「1巻最初~P76」→「8巻P361~最後」→「プログレッシブ1巻最初~最後」→「2巻P295~最後」→「2巻最初~P84」→「8巻最初~P220」→「2巻P85~P166(章の途中になります)」→「1巻P77~248」→「2巻P175~293」→「1巻P240~329」→「2巻P167~173」→「1巻P330~最後」となるかと思います。今後このプログレッシブシリーズがこの壮大な物語を完成させていくことになるはずです。 「これは、ゲームであっても遊びではない」という緊張感のあるアインクラッド編をより楽しませてくれる本巻です。