22年ぶりの「元祖」
私自身、十数年ぶりに、新品の漫画を発売日に買いたい!と足を運ばせてくれた、衝撃の作品です。
「元祖キン肉マン」終了後の続きは、「2世」と思われがちですが、その間に「マッスル・リターンズ」という作品が存在します。
今回の単行本は、その「マッスル・リターンズ」の中の、王位争奪編の約5年後のキン肉マンを描いたストーリー“マッスル・リターンズ”が収録されていますので、まさに、元祖の続きとしてふさわしい本という印象です。
他には、ウォーズマンの生い立ちを描いた「ウォーズマンビギンズ(+新規描き下ろし分追加)」、2世の第9巻内の「キン肉マンVSテリーマン」、週刊少年ジャンプの読みきり「キン肉マンの結婚式」を収録。
さらに、表紙をめくって直ぐの「著者の言葉」の写真は、「単行本第1巻の写真の再現写真」、22年ぶりの「前巻までのあらすじ」、収録作品の「解説」、「読者のおたより」、元祖終了後から2世+現在の作者の想いが綴られている「あとがき」が楽しめる、非常に濃い内容です。
ただ、短編の「ロビンメモ」が収録されていなかったのが、少し残念でした(※「マッスル・リターン」に収録)。
スミからスミまで、一文字一文字噛み締めるように楽しんだ後、「元祖36巻」と「2世1巻」の間に37巻を並べたときは感動で、涙が出そうになりました。
今回の37巻発売の会見で、作者の「ゆでたまご」先生から、“バッファローマンを主人公にしたスピンオフ作品もやりたい”と発言されていたので、今後もキン肉マン作品には注目です。
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