衝撃的、なマフラー本

すべて棒針で作品数は25点。作品内容はすべてマフラー。マフラーのみですが、昨年の「手編みのソックス」同様、見ていてまったく飽きません。 すべて両面づかいのマフラーで、編み込み、模様編みだけでなく見たことない技法をいくつもいくつもこれでもかというほど駆使していますが、押しつけがましさのようなものはなくて淡々としてるところがすごくいいです。 しかも大半は未経験の技法で新鮮を通り越し衝撃的。 両面、ということは単純に考えて通常の倍の脳内メモリを要する作業と思われるので、ビギナーさんや爆走型アスリート系ニッターにはそうとう厳しい作業になりそうですが、こんなに独自性を強く感じる編み本はめったにないので。買って後悔はないんじゃないでしょーか。 編み本というより画集とか作品集とかそういうカテゴリに入るレベルの本だと思いました。 引き返し編みとかゴチャゴチャと小さく動く編み物が苦手でもマフラーなら模様だけに集中できる!という点において、個人的には靴下本よりは多少、敷居が低く感じたかな。 なんにしても、どこかで見たことがある要素が皆無であるというのはなんと気持ちのよいことでしょう。 まちがいなく2010年の編み本No.1だと思います。