いい読書体験ができました
こういう展開か…と思いながら本を閉じました。汚れた真珠も輝かないダイヤモンドも、どちらも精一杯に頑張ったのに、己以外の第三者によって小さな安息さえも崩壊していく様が切なくて、なんだか重い気持ちに。でも、それは読後感が悪い事とイコールじゃないんですよね。自分なりに彼女達の生きざまを考えさせられるって言うか…自分は特に水矢子が感情移入しやすいキャラで好きでした。それだけにああいう最後は「そんな…」と思う反面、「これしかなかったのかも」と納得もできるような。桐野夏生は衰えてませんね。さすがの一言です。
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