上下巻併せてかれこれ約二ヶ月弱ほどかけて読破しました。学生の頃のようにまとめて読むのは難しいですね。読後の感想としては、1.最後まで直訳風の日本語に手こずった事、2.マクニールが各時代の歴史をどの地域においても主たる文明の撹乱の推進力を明確にし、近隣社会がその波にいかに反応したかを人類学的に考察する事で歴史全体を把握しようとしている学者である事、3.西欧が興隆した異常な近代の形成過程が理解出来た事、の3点となりましょうか。本のカバーに「世界の文明の流れをコンパクトにわかりやすくまとめた名著」とありますが、迂闊に手を出すと挫折感を味わうことになるでしょう。かく言う自分も3分の1はちんぷんかんぷんでした( ̄^ ̄)