正直、期待していなかったのですが
昨年、テレビでCMを見た時から、実はがっかりしていました。
同じ監督の作品「時をかける少女」がとても好きだったので、次の作品を期待していたのですが、ネットの世界とか大家族の団結とかが描かれてると、CMで聞いても、面白くなさそうと感じました。
ネットの世界というのは、今や身近なものではありますが、それが主な世界観の映画作品となると、個人のアバターなどにあまり興味のない自分には、つまらなく思えたのです。
それに加え、同監督の過去のデジモン映画作品「ぼくらのウォーゲーム」(この作品はすでに見ていました)にかなり似ているとの評判を聞き、過去作品の焼き直しか・・と、ますますゆがんだ見方になっていました。
そんな自分がこのDVDを買うまでに至ったのは、この作品のコミックを試し読みできる機会があり、思っていたより入り込みやすい内容だと確信し、「ぼくらのウォーゲーム」とどれだけ似てるのか見てみようという気になったからです。
家族と一緒に見ました。本当に2時間があっという間でした。
ここや、他のところでレビューなさっている方達がほめすぎているわけではないと痛感しました。
登場人物がかなりの多さなのに、みんなそれぞれどこかにいそうなほど生き生きしています。もしも最初の自分のようにこの作品の事を考えている方がおられたら小難しいことを考えず、軽い気分でとりあえず見てみて・・と言いたいです。
ちょっと後半の花札対戦が、全くルールがわからない身には理解できず、置いてけぼりをくらったような感じでしたが、ここはノリでとりあえず楽しめると思います。(その後、こいこいってなんだ?と花札に興味を持ち、ゲームソフトでやってみましたが理解できれば面白いです)
デジモン作品とどれほどかぶっていたかというと、骨格がほぼ同じではありましたが、それを見ていた自分でも十分見応えを感じました。これはこれで、面白いです。「ぼくらのウォーゲーム」に似てるといって見ないのはもったいないです。アニメ映画で感動したのは久しぶりです。買うまでにうだうだやっていましたが、結果的に本当に良い買い物をしました。
(合わせてコミック版を読むと映画では描かれていなかったキャラの心情などの空白部分が、気持ちよく埋まってさらにいい感じですよ。)
他のユーザのコメント