独裁政権下の民衆やカルト宗教に洗脳されてしまった人は、自分達がどんなにおかしなものを信じそれに従って行動してしまっているのかが分からないものです。 北の工作員がオウムのサリン事件を見てはっと目覚めたように、そういった当事者は他人の振りを見ないと我が振りを直せないのです。 お話自体やキャラクターの面白さも楽しめますが、自分達を客観視するのにもとても良い本だと思います。