和洋折衷の「おだんごぱん」の響きが耳に心地よく、また興味をそそられる。奥付の英語タイトルは "THE ROLLING PANCAKE" 。おだんごぱんは真ん丸を連想するが、パンケーキでは途端に薄いイメージになる。検索してみるとロシア語では「カラボック」というらしい。幼少時は気にも留めなかったが、瀬田貞二さんのリズム感あふれる訳と脇田和さんの優しい色彩で飾られた絵とは、おそろしいほど贅沢な絵本である。「ぼくは、てんかの おだんごぱん」のくり返しの歌は言うに及ばず、「まどから ころんと、いすの うえ」から始まり「おもての とおりへ でていった」までの流れるようなリズムも素晴らしい。
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