こころのとびら

表紙の綺麗な青い空と白い雲、タイトルが気になり購入。 読み進めるうちに、とても切なくなりました。 真っ直ぐな心のやわらかい部分に触れた気がした。 重く固く閉ざした心の扉が少しずつ開いてゆくのが、 伝わってきた。 決して人はこの世に、たった一人で産まれてきた訳では ないはずなのに、たった一人で生きてるはずでもないのに、なぜ?どうして?と胸が苦しくなる。 作者がこちらのお仕事を引き受けるに至る迄の経緯や、 また彼らと実際に関わる中での戸惑いや恐怖や不安感 といった、心の葛藤もよく伝わってきた。 衝撃だったのは、ぞうさんのうたを知らない!!! 世の中にはそんな方も存在しているんだということに 絶句した。 こうなる前に社会の何処かに彼らが心を通わせられる人 や居場所は、なかったものかと悔やまれた。 厳しい社会情勢の中での社会復帰、また同じ悲劇を繰り 返さない事をただ、ただ願った。 人の心は計り知れない! そしてこちらを読むまでは正直、先入観もあった。 読んでみて思ったのは、まず読み知る事からなのかな と感じた。