上野千鶴子研究

上野千鶴子研究のバックアップデータとして、上野のもとで 学んだ遥の体験記を読んでみた。上野の文献から読み取れる、彼女の本質をつく戦闘的な言葉が、ゼミでの講義でも なされている事を知った。<それで何が悪いの?>と、 逆説的に相手に問いかけ、<わかない。。わかんない>と 執拗に不明朗さに食い下がる上野。ジェンダー論にうぶだった遥が、そんな上野の指導の下で、3年間で言葉で戦える 女に変身し、成長する過程がわかり、面白かった。 それにしても、上野はすごいと、改めて思った次第。 尚、解説で斎藤がこの本のヒットから、<フェミニズムも まだ需要がある>とほくそ笑んだのは間違い。<東大>と <芸能界>の遥という、いわば油と水同じ基本的に交わらないものに対する、単に週刊誌的ミーハー興味からの、購読が大半であると思うから。