読み返したくなる1冊

結城浩さんの著書『数学ガール』の第2巻です。 350ページほどの内容ですが、それ以上に読む時間を必要とする1冊だと思います。 なぜなら数学がたっぷり含まれているから。 でも、高校生以上なら楽しめる数学だと思いますし、中学生以下や数学が苦手な人でも、数学的な雰囲気を味わいつつ、物語を楽しめるのではないでしょうか。 かく言う私も、終盤のフェルマーの最終定理のくだりは正直流し読みしてしまいました。 でもいいんです。 今回は『数学ガール』の第2巻ですが、第1巻も未だに何度も読み返していますから。 傍らにノートを広げ、登場人物たちの挑んだ数学を追体験しながら読むのが楽しいのです。 第1巻で出てきた、フィボナッチ数列の一般項を求めるまでの流れを、何度自分の手で追ったことでしょうか。 第2巻でも、これから読み返しながらゆっくり追体験したい数学がたくさん詰まっていました。 今回も、1回読み通すだけでだいぶ時間がかかりましたが、それだけに、最後の1ページを読み終えたあとの達成感(読破感)はヒトシオでした。 数学を好きな人だけでなく、苦手だけど好きになりたいという想いを持つ人すべてにお勧めの一冊です。 (数学が嫌いな人も、もしかしたら数学を見直すかもしれませんよ)