日常生活の視点がガラリと変わる!
NHK教育テレビで人気の高い「ピタゴラスイッチ」を監修した佐藤雅彦さんの本です。本書の元となった毎日新聞社刊の「毎月新聞」を読んで、日常のささいな出来事を見る目が随分と変わりました。既に10年以上もの歳月が経過しているにも関わらず、本書の内容は現代にも通ずるものがあり、読者の皆様の視点や発想方法を変える力を同書は持っていると思います。このたび中央公論新社から書き下ろしを含めた文庫本が発売されたので早速購入しました。各章に分かれていて、興味のある章のどこからでも読むことができます。平成19年度の高校の教科書にも掲載されるほどなので、各章はわずか3~4ページですし平易な文章で読みやすいのですが、筆者が理系&広告代理店出身者&現大学院教授ということもあり、文章はとても論理的(数学的)です。私は子供用と、自身の通勤用に2冊購入しましたが、今読んでもやはり面白いです。筆者のブログではオススメの章をいくつか紹介していましたが、個人的に好きなのは、「日常のクラクラ構造」、「たのしい制約」、「情報の力関係」、「6月37日」などです。題名だけ見てもあまり内容が分からないかもしれませんが、一読すれば「なるほど!」と目から鱗ものの発見ができるかもしれません。「ケロパキ」という、筆者自身が描いている3~4コマ漫画も本書に適度なユーモアを生み、非常に微笑ましくて楽しいです(^-^)。アイデア抽出のヒントに、日常生活を別の角度から眺め直す機会に、単なる娯楽にと、サラリーマンから学生まで、様々な方に読んでいただきたい一冊です。一読の価値、十分にあり、です!
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