ユダヤ教の実践的入門書
この本には書名にある通り非ユダヤ人には難解で接触しにくいタルムードと、ユダヤ人の聖書である旧約聖書から、子供にもわかりやすく書かれた具体的なそれら由来の説話37個とそこから読み解くイソップ童話のような教訓が日本人の常識と照らし合わせながら書いてあります。私が特に興味を引かれたのはインテルがDRAMから早々と撤退しCPUに特化してリスクヘッジしたのもユダヤの教えからで、社長もユダヤ人だったことと、あとがきの最後に苦難に犠牲になるのではなく不幸と戦い組み伏して行くべきだということです。
著者はユダヤ教超正統派に改宗した日本人だけあって、ユダヤ教を深く理解している印象を受けました。しかも京大主席卒業者ということもあって論理的で、頭が鍛えられます。ユダヤ教に関心がある日本人にはこれまでにない格好のユダヤ教、タルムード入門書と言えるでしょう。
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