今巻でこれでもかとガッツリ死亡フラグを

立て捲った二人が亡くなりましたが、その死の場所へ至る流れがかなり強引と言うか不自然と言うか無理矢理と言うか…はっきり言えば”ご都合主義”な印象しかありません。 同シリーズ既刊で他のキャラの死亡時は納得出来るかどうかは別にして、割りと来るモノがあったんですが、今回ばかりは萎えの方が大きいです。 話の上でも主人公にとってもあらゆる意味で重要人物の退場、個人的にもかなり好きな人物であるにも関わらず、銀英伝やタイタニアで味わった程のとてつもない喪失感がなかったのは、筆力の衰えに対する失望が否めないせいでしょうか。 何故もっと上手く死へ向かわせられなかった(死に方自体はそう悪くはないけれど)のかと言う悔しさが残ります。理不尽さの極致を目指したなら成功と言えなくもないですが…こんな不自然な展開を、おそらくは唯一の”致命的な失策”で片づけないで欲しいです。 その他にも些細ではあるけれど気になる箇所がいくつかあって、整合性 に疑問符がつきました。第2部話が斜陽に向かっていくのは承知の上でしたが、最終巻を前にして読者に「終わらせる為に投げやり」と思わせる様な展開は如何なものかと…