たかが『わら一本』、されども『わら一本』。わら一本から始まる、農業の基本を自然農法へと進化されている。対話風に書かれているので、一気に読み込んでしまいました。現在の食に対する警笛を、今から20年以上も前から、続けておられる。今話題の、アメリカ産牛肉にかかわる問題点も、明確に論破している。『わら一本』から想像される、正に、豪快無垢な『わらしべ長者』の人生哲学論とも言えるのではないでしょうか。農業とは、そもそも何であったのかを、心豊かに教えてくれる素敵な本です。