読み終わったあと、題名の意味があぁそういうことなんだとストンときました。静かな筆致、おとなしい気質の日本人男性の主人公、だからこそ胸に迫る熱いものが、妻の発した「ニー」とともによみがえってくる。医師ならではの、この作者ならのではの視点で描かれていると思います。読み終えた後もしばらくは心を掴まれたままで、その後の物事の捉え方にも影響があるようなそんな作品との出会いでした。今こそ読んでもらいたいです。