ユリアヌスは数々の改革を実行しましたが、その生涯は短く終わります。その政策の多くが後継の皇帝たちから無効とされ、ローマのキリスト教化は一層進みます。そして皇帝テオドシウスが国教をキリスト教と定めるに至り、ついにローマ帝国はキリスト教に呑みこまれてしまいます。この大逆転の背後には、権謀術数に長けたミラノの司教、アンブロシウスの存在がありました。