3人の皇帝が相次いで倒れ、帝政ローマの統治機構に制度疲労が生じ始めていたころ、ゲルマン系ガリア人やユダヤ人などの異民族の反乱が相次いだ。この苦境の中に立ったのが、「健全な常識人」であるヴェスパシアヌスだった。この巻は、彼が帝国を再建していく物語です。