余村が救われてよかった

ずっと在庫が無くてやっと手にしました。余村の心情に感情移入できました。これはつらい。逃げる気持ちも引きこもる気持ちもわかります。声が聞こえなくなって一番違和感を感じるのが、無口で内面が表に出ない長谷部に対してなのは当然でしょう。長谷部の、余村が失ったものは力ではなくて~のくだりは強く印象に残りました。長谷部が一途で真摯で情熱的なので、こんな男に想われたら幸せでしょうね、絶対浮気はしないと思います。重版されるのもわかる良作でした。欲を言えば長谷部視点も読みたかったです。