気になる方は読んでみよう

「ジョジョの~」5部、その後のパンナコッタ・フーゴの話。 あくまでも上遠野氏の解釈による小説なので、「ああ、こういう キャラクターや物語の解釈もあるのかな」という気持ちで読める方、 もしくは「ジョジョシリーズは何でも集めておこう」という方は購入 されても良いのでは。 もしあなたの中に「このキャラはこういうイメージ」というものが しっかりある場合、読むことはお勧めしません。 やはり荒木氏の描いた物ではないので、自分の中には読み進めていく 中でキャラクターの行動や言葉に違和感を覚えました。 随所に面白い、興味ある内容ではあります。 ここ以下は少しネタバレになるのでご注意。 まあとにかく「ジョルノ様はすごい」というジョジョに心酔している表現が 多い・・・。組織のトップに立ったのだから以前とは違うのだろうけど ・・・。自分には違和感。 そしてジョジョもミスタもすっごく冷たい印象。漫画の中にあった あの熱さ、暖かさみたいなものが感じられない。 あと、ブチャラティに関しても、ジョジョとブチャラティの関係性について いちいち「ジョジョのが上」という視点で・・・。 そして本編や今回書き下ろしされたトリッシュのお話の中に出てくる ブチャラティとトリッシュの関係((本編中ではフーゴのイメージ(夢) の中でですが))についても「?」です。確かに漫画の中にもトリッシュが ブチャラティに対して、自分でも気がつかないくらいの「淡い恋心」が 芽生えているような表現はありましたが、特に書き下ろし小説の中では (もうすでにどこかの映画やドラマや漫画の中で何度も使われてきた 表現で)彼女の心の中に彼の存在の大きさが書かれています。 ブチャラティの死後、どのくらいの時間を経た後の話しなのか 明確には書かれていませんが、長くとも数年以内というところでしょう。 その年齢で彼女の口からあんな表現が出ますかね? 美しくお話をまとめるための表現でしょうか? ブチャラティとトリッシュにくっついて欲しかったなあ、という方は 購入しても良いかもね。フーゴのイメージ(夢)の中ではそうなってます。 あくまで「イメージ(夢)」の中でですが。