内容はまとまっていますが、実用性は乏しい
本書は、経営学を勉強されるような研究熱心な方には打ってつけでしょう。本書をテキスト代わりに、経営分野における最新のキーワードを学ぶ事ができます。
新聞、雑誌などで見た事があるような最先端の経営用語が、本書の中で踊っています。それらの内容に興味のある方には面白いでしょう。例えば、事業ライフサイクル、バリューチェーン、マーケティングミックス、連結会計、フリーキャッシュフロー、コンフリクト、組織設計、情報リテラシー、ナレッジ経営、ゲーム理論、といった具合です。
本改訂版では、最新内容に加筆修正されていますので、情報鮮度は、抜群です。
しかし、どれもこれも、情報の奥行きが浅すぎます。本書は、実際の経営業務に活かす事はできないかと思います。用語の表面上だけの意味を知っていても、実務ではほとんど効果は発揮できないしょう。やはり、経営を学問として扱っているような勉強家の方向けです。本当の経営者の方が、本書を読まれると、実際の経営に活かせないどころか、余計な情報に呑まれてしまいそうな気さえ、感じてしまいます。
また、最近では、本書レベルの内容でしたら、インターネットで十分に情報収集可能です。
経営に関する用語の百科辞典的一冊ですので、そういった本をどうしてもご希望の場合には、購入してみても良いのかもしれません。
【内容紹介】
・会社の基本構成;ドメイン
・外部環境分析
・価格と事業経済性
・アカウンティングの目的
・投資ファンド
・ワークライフバランス
など
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