歴史って人間の本質が垣間見えるよね

全編、見開き右ページにドレの挿絵、左ページ上段にその挿絵の場面 の場所を示す地図、下段に解説、というレイアウト。著者自身発案の、このレイアウトが、とても読みやすかった。 百聞は一見にしかず、の諺どおり、絵の持つ情報量が存分に生かされています。 おかげで、十字軍初心者の自分にも、十字軍以前からレパントの海戦までの、イスラム教徒とカトリック教徒の関係がぼんやりとつかめた気になりました。 今、同シリーズの「十字軍物語1」を読んでいますが、本書のおかげで、光景が目に浮かぶようです。 私が最も印象に残った挿絵は、一番最初に紹介されている聖地巡礼中に災難にあったキリスト教徒に救いの手を差し伸べるイスラム教徒の絵 でした・・・・・・。 塩野七生さんの、ちょっと癖の有る文章が苦手な人にも、これはお勧めできます!