ここに居たい、戦うために

規格外な一・二年らをまとめつつも、三年生の中ではあんまり目立ってこなかった「菅原」の鋭い洞察と積み上げてきた信頼が光る。今まで烏野のバレーにおける中心だった影山に、あらたな視界を開かせていく先輩の背中の大きさ。それでも烏野は追い詰められていく。一人の全力ではなく、六人の総力をもって戦うのがバレーボールなのだと及川もよく知っているから。セッターという立場の凄みが伝わる。