楽しい読書

失踪課シリーズ。ちょっと斜に構え冷めているようだが実は熱い熱い高城警部の物語。平凡な女子中学生の家出事件に見えていたものが、その少女一家の過去も絡めた大きな事件へとつながっていく。確かに先が気になってついつい物語に引き込まれていくのだが、物語の展開にはわざとらしさ、作りの物の白々しさがあり、しばしば冷めてしまう。ストーリーそのものよりも登場する刑事たちの個性、過去を垣間見せる会話の方が魅力的かも。