この巻の最後に収録されている、シロさんのお隣さんのお話がなんだかとても好きです。お隣に住む高齢の女性が、シロさん家から漂ってくる日々の料理の匂いに触発されて普段作らないハンバーグを作ったり、段々と妙な対抗意識を燃やして副菜を多く作ったり、揚げ物の匂いに驚愕したり。一緒に住んでいるシロさんと同じ歳くらいらしい娘さんが「それならうちでもエビフライをしよう」と言って楽しげな顔をしているところは、読んでいるこちらも嬉しくなるような気分になりました。