長身で言葉遣いや立居振舞が男っぽくガサツ、事件の目撃者の小学生と話して相手を泣かせ、周囲の顰蹙を買う・・・そんな女性警察官の活躍に胸のすく思いの女性読者が少なからずいるはずです。七里氏の色々な作品でお馴染みの暴力団幹部・山崎が今回も良い味を出しています。でも彼のセリフに「反権力」という言葉が出て来た時には、思わずのけぞりました。御子柴弁護士も登場しそうな気配もあったものの、今回は登場人物の会話の中で話題にされただけだったようです。一気読みしたくなる面白さでした。