作者が原作を愛しているのが文章から伝わってきます。何より、伊知地さんメインの話がある時点で「人気キャラの話を受けが良いように書けばいいんだろう?」という商業的には仕方がないけれど、全面的には肯定しずらい考えが感じられないところが良いです。なにより、人気漫画のノベライズという小学生が初めて自分の意思で買うかもしれない「文字(小説)」の本に対して「やっぱり字の本って面白くない」なんて意見がでないような本に仕上がっていると思います。