新規就農本は何冊か読んだが、この本が一番参考になった。就農計画段階から実際の経営を軌道に乗せるまでを体験談を交えて具体的に解説してある。筆者がバリバリの有機無農薬信奉者ではなく、「できるだけ農薬は使いたくないが、家族の幸せを維持することが最優先」という現実主義者である点も、当書が現実的な就農マニュアルとなった要因であろう。無論、その現実的な農業経営手法は、有機無農薬を志す就農希望者(私がそうである)にとっても有用であると確信する。