上巻前半は『本格小説が始まる前の長い長い話』。ほんとに長い話です。 でも、自転車で坂道を流れるように下る楽しみのためには、エッチラ・オッチラと坂道をこぎ上がらなければならない必然がある。そんなことが、読み終わってみると感じられます。 後半部本編は「あー止まらない」という感じで引きつけられてしまいます。