カラマーゾフの兄弟は学生時代にいちど試み、あまりの読みにくさに挫折した経験がある。以来、気に掛けつつも再度手を出す気になれないでいた。亀山新訳の評判を目にして40~50年ぶりの挑戦であるが、一番取りかかりにくいとされる第1巻を一気に読んでしまった。さすがに世評通りと感心する次第である。まだ2巻目に着手していないが、何十年も待ったこの本を一気に読了してしまうのはもったいない。次第に面白さも増すと思われるので、これからは逆にブレーキを掛けつつ、ゆっくりと時間を掛けて読み進めたいと思っている。