全巻通して登場人物が多いので、この巻ではまず、人物名とその背景を覚えることが必須でしょうね。幸い付属のしおりに主要人物の紹介がありましたから、私は読みながらカンペよろしく(笑)使用していました。金と女と地位をめぐる憎悪が様々な人の間で渦巻くショッキングな冒頭は、ただごとではないカラマーゾフ家を見事に映し出しています。キリスト教とのミスマッチがどのように絡んでいくのか、今後の展開が楽しみです。