子供の時にこれを原作としたアニメを見ていました。
ネット上の他の方の感想を目にしたのですが、アニメとは違う点がかなりありそうだったので読んでみたくて購入しました。
・ドノバンの性格が違う
・最初の嵐の時の子供たちの行動とか流れが細かいところ違う
・小説では島に降りるのも大変で何日も待って その間にももめ事が…
・名前までもが違う子がいる。笑
などなどたくさんの相違点があり、あのアニメで知ってる話だからと思えなかったです。
思考がやはり男性らしいリアルさがあって、行きたい場所までどうやって行くか、危険回避のためにどうするかなどのところが細かく実際的で面白かったです。
子供たちだけで大統領を選んだりしてやっていくのがすごいとは思うのですが、昔の(欧米の?)作品にありがちなのか、なんていうか
敵対する人たちの仲直り方が、片方が命を助けられてもう片方が急に大人しくなって信奉しあがめる…みたいなのがすごく違和感ありました。
だからこの作品はダメとかそういうことではないですが。
解説ではこの小説の翻訳についてのちょっと驚くような話が書かれてあります。
まとめるのが難しいのですが、J・ヴェルヌの文体のために翻訳者が編集者のようなことをしていたり(つぎはぎを翻訳者がする)、原本は何なのかが突き止めるために大変な思いをされていたり…
解説が本文と同じかそれ以上のレベルで面白かったです(笑)
苦労して翻訳してくださった方に感謝です。
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