最近NHK「その時,歴史は動いた」でも取り上げられた白洲次郎氏について近しい人々の回想をもとに組み立てられた評伝。 終戦当時,GHQに対し怯むことなく応対し,己の信ずるところを貫き,戦後経済の再生に寄与した強烈なまでの個性。 圧巻は憲法制定時のジープウェイレターと呼ばれる米国側担当者宛ての書簡。 かつての日本にはいた男,多くの人々が目先の利に翻弄され,経済的なモラルハザード時代とも言える現代において最も必要とされる男の姿がここにある。