実は大人向けに書かれた、できるようでできていない、当たり前の原理原則集! ■前書きに「大人になる前に知っておいてほしい50の大切なことをルールにしてまとめました」とあります。かつての経済成長からバブルの時代では、みんながエレベーターに乗っているかのように、そこそこやっていれば豊かになった。しかし、これからは前の時代のルールは通用しない…そんな趣旨がまえがきにから読み取れます。 ■50のルールが書かれていますが、ほとんどが自分の「心の持ちよう」や「在り方」について。小さいころに親に言われたような「あたり前」なことがらもたくさんあります。大きな文字にフリガナつき。こども向けの本として作成されています。 ■しかし、実は大人向けに企画された本ではないでしょうか。前世紀の成功体験に執着していないか、ここに書かれている当たり前の事柄がどれだけできているか(いないか)…いくら知っていても、できていなければ、知らないのといっしょ、そんな事柄ばかり。 ■例えば、ルール50「人生の主役は自分自身。人生の進路は自分で決める。」…これはここまで会社員として生きてきた人たちへのメッセージでもあります。 ■私はこれら「あたり前」の事柄を、自分で振り返るチェックリスト的に活用しています。薄いし、文字は少ないし、見開きごとに1ルールという体裁なので見やすいのです。 ■「一度読んでおしまい」ではなく、自らを常に省みるチェック用の本として、オススメします。