最後の物語

ゲームのノベライズということでそんなに期待せずに読んだのですが、想像以上によかったです! ゲームは自分ではプレイしたことはなく、4を隣でみていただけだったのですが、文字通りソリッド・スネークの「最後の物語」を、それまでのシリーズを知らない人にもある程度わかるように(あくまである程度)、複雑な世界観をオタコンの視点で語りながら、スネークという人の生き様を丁寧に、そして非常に暖かな目線で描ききっています。 この長大な物語を、たった一冊でまとめきって、なお余りある物語性に感服です。 もっとこの人の作品を読んでみたいな、と思いながら、巻末の小島監督のインタビューを読んで絶句。この物語が生まれる過程それ自体が物語になっていて、思わずぼろぼろ泣いてしまいました。 夭折した作者のご冥福をお祈りします。