親から子への贈り物とは?

この本は、有名な大学生や大学院生の学生に対するアンケートに基づき、筆者の論理が展開されている。多くの点で共感でき、育児・教育に必要な親の態度が明快に書かれている。本文には子供時代の記憶や気持ちが率直に引用されており、小学生高学年から高校生の多感な子供に対し、「親がどのように対応すればよいのか?」を指南する良書である。さらに、主体的に行動でき、幅広く教養を身に着けた人物を育成する家庭環境を紹介している。ただ、子供に対する評価として、一流や二流以下という考え方は私にはないので、この本のタイトルはもう少し工夫してほしかった。本文中にも述べられているが、教育は親から子供への贈り物と感じているので、「親がどのようにプレゼントを考えるのか」を示唆してくれ本である。