いずれはやってくるこの日

世界の終末が来たとき、人はどうなるのだろうか? 未来がないと思われる世の中で人は人らしくいられるのだろうか? 本を読みながら主人公の親子に感情移入してしまうと、絶望、苦しさでいっぱいになる。しかし、どういう過酷な環境においても、人間は他人を信じる心や、善くあろうとする心を持ち続けられるのかもしれない。そういった希望も見えてくる。 ラストでは期待と不安が入り混じった気持ちになった。いったいあの子はどうなるのだろうか?