震災をとりまく自衛隊という立ち位置

さんざんテレビやWebをはじめとする報道で語りつくされた感のある東日本大震災ですが、こういう切り口で見るとまた違った思いがよぎります。自衛隊がどうこうというより、震災のことに際して本書の前半部分は深く深く語られているので、ある意味「国防論」として読むより、「震災論」として読んでも良いかもしれません。小林よしのりの本は偏った意見のような部分もありますが、これをきっかけとして他の(逆の)意見も聞きたくなる、そういうニュース深読みを促進するところもあると思います。老若男女、一度は手にとって損はない本だと思います。