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ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
題名が気になったならぜひ一読を!
小学生の男の子と、その知り合いのおじさんが詩とは何か?を語り合う本。男の子はちょくちょくおじさんの家に訪れる。そしてやってくるなり何か言って、それに応えるようにおじさんが詩を取り出して、ふたりがああだこうだと話し始める。紹介される詩が面白く、ふたりのやりとりも楽しい。ふたりの会話をこっそり覗き見ているような感じもある。 読み終える頃には、だれかがおとなになっていくことを見守る嬉しさと、それを見送る寂しさ、みたいなものがどおーんと押し寄せて、泣けてきて困った。 ぱちんとゆびをならして、ぽんっとおとなになってしまう短く貴重な一瞬にこっそり同席したような気分。
ayamax1023
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ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
79
4.56
きみはいつものように、あけっぱなしの玄関から、どんどんぼくの部屋にあがりこみ、ランドセルをおろしながらこういった。「せんせいが、おまえは本を読めっていうんだ。ことばがなってないから」。ぼくは一冊の詩集をきみに手渡す。「ここんとこ、読んでみな」。詩は、おもしろい。そして、詩はことばを自由にし、ことばはわたしたちを自由にする。20篇の詩を通して、詩人斉藤倫と楽しみ、考える、詩のことそしてことばのこと。
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