不思議な物語でした。
この作者の名前は偶然読んだ新聞の記事で知りました。
東日本大震災の復興プロジェクトの一環として来日し、岩手県の高校で特別授業をされ新聞社のインタビューに応じられたという内容でした。
深く傷ついた人々に寄り添おうとする心は彼の作品にも色濃く反映されていて、ひどく絶望した「彼」を労り、彼のために何かしたいと願う少年と少女が自分たちの目線で真摯に生死と向き合うことで成長してゆくお話です。 暗い森とそこに棲むふくろう、壊れかけた小屋とそこに匿われた「彼」の正体など児童書として購入したものの物語のトーンがかなり暗いので心配しましたが、1週間も経たないうちに読み切ってしまったようです。(もちろん、自分が先に読んでから勧めたのですがね。)
この「肩甲骨.....」には「ミナの物語」という前日譚があるようです。
本作に登場するミナという少女のお話のようですが、こちらも近いうちに読んでみたいと思っています。
子供たちにはもちろんながら、私はむしろ大人にこそ読んで欲しい本だと思いました。
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