表紙にあるように、硫黄島にはまだ1万人もの行方不明者がいるという現実。戦後80年にもなろうというのに、遺骨収集事業がなかなか進まないのは国民として何とも言えない気持ちになります。筆者は、自身の生い立ちから、ライフワークを見つけ、熱心に取り組んでおられ、頭が下がります。本業の記者としての取材ではなく上陸した硫黄島の遺骨収集の体験から、その困難さもわかります。筆者の熱意が一人でも多くの国民に伝わり、残る皆様が祖国、故郷に帰られる日が来るよう願います。是非手に取り読んでください。