叶わない猫々たち4人の願い。

【皇帝】自分にもしもの事があれば、阿多との皇太子である壬氏に帝位を継がせたい。 【阿多】壬氏の幸せを願っている。同時に、猫々にも自分のような窮屈な思いはさせたくない。 【壬氏】皇帝の座に興味は無い。猫々を宮廷に縛り付けてしまえば、猫々のままでいられなくなることも理解している。 【猫猫】壬氏の実直さを認めており、好意も受け止めつつある。ただ、しがらみがなければ、外の世界で見識を広めたい。 4人の願いは対立する願いがあり、全ての願いが叶うものではない。 「シンデレラは王子様と結ばれて幸せに暮らしました」と、童話のようにはいかないのが現実である。 15巻の「皇帝の虫垂炎事件」は、虫垂炎以上の上記の難題を浮き彫りにしたのだった。