書名にだまされて

書名にだまされて、資本主義に汚染された思考を見直すヒントが得られるかと思い購入した。『フーテンの寅』さんが出てきたり、チェーホフの『桜の園』の紹介など、単調にならないよう気を使っているが、マルクスの理論との接点がはっきりしない。また、文中で『モダニティ』なる言葉が説明なく使われ、ジークムントを知らないものには唐突の感を持たせる。しかも、理解困難な箇所もある。例えば、生産性の向上により販売価格が下がることを『社会的価値が下がる』とし、それが『労働の価値が低下するということ』としている。このように不可解な理論が、マルクスの理論なのか?思考見直しのヒントは得られなかった。新コロナの時間つぶしには有効で、たいへん満足????