偽りのないノスタルジック
全ページフルカラーの写真を添えた詩集ですが、もしかしたらインスタグラムやスマホのアプリで「映え」を意識するあまりに過剰な加工を施した写真に見慣れた今の人から見ると、なにかぼんやりとして物足りない景色に映ってしまうかもしれません。
でも、むしろこれらは「自然に遠退き、いつの間にか過ぎ去っていった瞬間のはかなさ」を嘘偽りない姿を切り取った写真であるように大人になってしまった自分は感じます。
文字がやや小さめですが(初版が昭和というせいかもしれませんが)その文字の小ささすら綴られた言葉たちを偽らずに読み手に伝えてくるような、そんな一冊です。
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