まだ古事記に触れていない若い方に

Toland vlog 視聴者です。 単純に小説として見ると、まだ荒削りな文章表現と所々強引な展開に引っかかりはありましたが、その分漫画の様にスラスラ読めますし、無駄な虚飾が無く伝えたい事が率直に伝わります。 もしかしたら小説よりも舞台や表情が自然に映る漫画や映像作品にしたら(確実にされると思いますが)より面白く仕上がるのでは無いかなと思いました。 グッとくる場面もあり、独特な解釈からは著者生来であろう人を惹きつける清廉な魂が感じられます。 根底の思想については性善説や個々人の問題にやや寄っている印象で、そこは賛否あると思われますがその辺り含めて議論して欲しいという事でしょう。 古代から続く日本をまだ知らない若い世代に、それを知るきっかけとしておすすめ出来る、そしてそれが出来る数少ない価値のある一冊です。