人事に少しでも関わる人は必読の書

組織開発コンサルタントとして第一線で活躍する著者が能力論の闇について、我が子との対話という形式で赤裸々に語りつつ、その先の組織を見据えた名著。 これが良くある人材本と一線を画すのは、アカデミズムに裏打ちされた現場経験の豊富さゆえ。東大大学院で教育社会学を研究し、実務でBCG、ヘイグループといった外資コンサルでバリバリと現場を積んできた著者のなせる技か。 人事に少しでも関わる人であれば、一度は読んでいただきたい。私たちは皆、能力にすがって少しでも安心しようとしてまう弱い人間だから。