練習問題つきで面白い

応用行動分析の入門的な本です。 行動分析が「実学の共通言語」と言われる意味がよく分かります。 いろいろなシチュエーションを想定して 解決したい事柄を応用行動分析で理解し、対応していきます。 「対応したらうまくいった」という具合に、結果の箇所はさらりと流されていて “本当にこんなにうまくいくのだろうか”という疑問はぬぐえませんが 状況を理解するのにはとてもいいかと思います。 ただ、学習理論の基礎的な部分の解説はあっさりとしていますので 応用行動分析系の新書本の前半あたりを読んだ後の方が より理解できるかもしれません。 直接学校の問題を扱った章は1つしかないですし 臨床的な問題には触れられていませんが、 「応用」行動分析なので、基本の型を理解できれば たいていのものに応用可能です。 なので、ぜひ学校の先生や、精神内界を重視しすぎて ケースに時間をかけすぎる心理士・精神科医に ぜひ読んでいただきたい1冊です。