結論、サクセスストーリーなのだが、私が生まれる以前に設立されていた事実やアメリカの財団の多さ(日本は相続税が高いので財団の数が少ない気がする)、日本と同じで国に期待はできないこと(行政のお仕事は遅いし、論点がずれる)、アメリカに最終的に優秀な人材が集まる(高校までの平均学力はたいしたことないのに大学のレベルが非常に高い。つまり学力格差は激しく大学進学で淘汰されたり外国からの入学者が多いことに起因している)理由が良くわかる本だと感じました。 何よりも、情熱を飛び火させて根拠のない自信で物事を勧めて、時には立ち止まって仕組み化していくことがこの本から読み取れます。使命感に燃えることほど人として魅力的なことは無いのかなと感じます。 全体として、TFA設立に至るところから2000年くらいまでのお話です。非営利団体の財政問題、組織の難しさ、計画性や人のエネルギー、人を頼る重要さがよく伝わってくる内容だと思います。 チェック ・参加していたほとんどの学生が「もし可能なら自分が公立校で教えたい」 ・教師という仕事が持つ「ソフト」で社会的地位の低いようなイメージを覆す必要があった。 ・あるアイディアが実現しようとするときは、宇宙の法則が止まって、そのための道が作られるというのだ。 ・スピーチより 「十分に思いやり、十分に信じることができたとき、人は変化を起こせる」という信念です。 ・尊敬される経験豊かなリーダーに味方になってもらう必要がある。 ・つながりは時間をかけて信用を増すことによってのみ、得られる物だ。