推理小説のようなドキュメンタリー

タイトル通りに、「モンスター」と化した「マザー」がいわゆる人権派弁護士と組んで、息子の自殺の原因を学校長が作ったとして殺人罪で告訴するという実話を、克明な取材に基づいて描くという内容です。このマザーは最初は普通の人として登場するのですが、途中で突然モンスターに豹変する箇所に慄然とさせられます(それほどモンスターさの程度が度外れているということです)。自殺した息子が最後に残したメモにも不審な点があり、実話なのにまるで推理小説を読んでいるような感覚に囚われます。読み始めたら止まらず、一気読みしてしまいました。